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SAPジャパン、顧客ID管理クラウドにグループ管理の新機能を追加し、 企業のマーケティング活動支援を強化

Couple use tablet

SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、顧客IDおよびアクセス管理ソリューションであるSAP® Customer Data Cloudに、顧客IDの「グループ管理機能」の新機能が追加されたと発表しました。

これにより、企業のマーケティング活動や個人情報の保護・活用のためのコンプライアンス準拠の支援を強化します。

SAP® Customer Experienceソリューションの一部であるSAP Customer Data Cloudは、企業が顧客のIDとそれに関連するプロファイル、プリファレンス、オプトイン、オプトアウト等を管理するID統合管理ソリューションです。複数サイトやアプリのIDなど、ばらばらに管理されている顧客IDを統合し、顧客プロファイルを新鮮に保ちながら一元的に管理すると同時に顧客が主体となった同意管理も実現可能で、顧客との関係強化とコンプライアンス対応の両方を兼ね備えています。

今回、新しく追加された「グループ管理機能」は、複数のIDをグループ単位で管理可能にすることで、家族や簡易的な組織に所属するユニークなIDとグループの関係性を理解し、企業のマーケティング活動と個人情報の保護及び個人情報を活用するために必要なコンプライアンス準拠を支援します。新機能の特徴は以下の通りです。

例えば、ネット配信動画サービスを挙げると、これまでは、1つのメールアドレスで登録し、クレジットカードなどの1つの決済方法を登録し、家庭内で1つのアカウントを共有して複数のコンテンツ視聴を管理可能だったとします。その場合、ネット配信動画サービス会社は、家庭内の個々のユーザーにリーチすることや、個々のユーザーに対する同意を取得する方法が存在しないことになり、他デバイスから決済情報を含む重要情報にアクセスする際のセキュリティに問題が生じる可能性があります。

このグループ管理機能を用いることで、以下のことが可能になります。

SAP Customer Data Cloudでの「グループ管理機能」は、2022年6月より提供しています。

以上

 

 

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

 

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