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(本リリースは、9月2日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は本日、パートナーのコンピテンシーと顧客の成果をパフォーマンスの主要な切り口とする、新しいパートナー評価システムを開始することを発表しました。

SAP PartnerEdgeプログラムのコンピテンシーフレームワークは、パートナーの経験とスキルセットを可視化して、ベンダー、パートナー、お客様の満足度向上に寄与します。

SAP SE最高パートナー責任者のカール・ファールバッハ(Karl Fahrbach)は、次のように述べています。「SAPパートナーは、お客様のデジタルトランスフォーメーションの取り組みを成功に導くために重要な役割を果たしています。このため、ビジネスニーズに最適なパートナーをお客様ができるだけ容易に見極められるようにしたいと考えています。また、このような仕組みにより、高品質なデリバリーの実践に注力し、お客様のソリューション導入と成功を推進するパートナーをSAPが報奨し、評価できるようになります」

進化したSAP PartnerEdgeプログラムがもたらすフレームワークは、ソリューションとコンサルティングの知識、顧客の成功、技量をベースに、パートナーがスキルと経験を差別化および強調して可視化するとともに、最も得意とする分野をアピールできるよう支援します。

新しいコンピテンシーフレームワークの開始によって、具体的には以下が可能になります。

  • パートナーが特化しているソリューション領域および地域と、これに対する専門知識に基づき、実践手法の成熟度と顧客生涯価値への取り組みについてパートナーを評価します。
  • 自動化された認定プロセスを通じて、パートナーがお客様のニーズに先手を打てるよう支援します。このプロセスでは、パートナーの日々の成果とパフォーマンスに基づいて、獲得された認定とリスクのある認定を特定できます。この状況は、パートナーがお客様およびSAPとの関係管理に使用するSAP for Meポータルで確認できます。
  • SAP Partner Finderツールに、新しいSAPパートナーブランドロゴを組み込んで表示します。このツールではパートナーのコンピテンシーがすべて表示されており、お客様はトランスフォーメーションの目標に合ったパートナーを調査することができます。

業界アナリスト企業のIDCでソフトウェアチャネルおよびエコシステム担当ディレクターを務めるポール・エドワーズ(Paul Edwards)氏は、次のように述べています。「SAP PartnerEdgeのコンピテンシーフレームワークによって、パートナーは専門知識を強調することができ、顧客はビジネスニーズへの対処に適切なスキルセットを持つパートナーを見極められるようになります。SAPは、この新しいモデルの開始によって、パートナーとその活動に優先順位を付けて顧客の成功を後押ししています」

このフレームワークでは、パートナーはコンピテンシーと専門の2つの切り口で分類されます。まず、ソリューションや業務部門の領域に対応する7つのコンピテンシーが用意されています。例えば人材管理です。コンピテンシーは、エッセンシャル、アドバンスト、エキスパートの3段階で評価されます。各コンピテンシー内で、パートナーは、例えばタレントマネージメントのような製品レベルまたはプロセスレベルの専門を持つことができます。各コンピテンシーにおけるパートナーのパフォーマンスは、専門知識、顧客の成功、技量の3つの領域で測定され、達成が判断されます。

今回の変更によって、パートナーとお客様の双方に役立つ、より優れた成果の基盤が構築されます。お客様は、求めている特定のソリューションを実現するために、選択したパートナーが必要な知識と実績ある専門知識を兼ね備えているという保証を得ることができます。

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