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(本リリースは、3月13日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は本日、Silver Lakeの関連ファンド(以下、総称して「Silver Lake」)およびカナダ年金制度投資委員会(CPP Investments)によるQualtrics買収の一環として、保有するQualtrics International Inc.の全株式4億2,300万株を売却することに合意したことを発表しました。

1株当たりの買収価格は18.15米ドルで、完全希薄化後のQualtricsの株式価値は約125億米ドルに相当し、SAPの売却検討発表前の30日平均取引価格に対して73%のプレミアム(2023年1月25日時点の公表前の終値に対しては約62%のプレミアム)となっています。SAPの株式は、約77億米ドルで売却される予定です。

SAP SEのCEO兼エグゼクティブ・ボード・メンバーを務めるクリスチャン・クライン (Christian Klein)は次のように述べています。「Silver Lakeは、Qualtricsが、同社が開拓したXMカテゴリーにおけるリーダーシップをさらに拡大するために必要なソフトウェア企業に関する専門知識と実績を兼ね備えています。2019年にQualtricsを買収して以来、SAPは収益性を追求しながら売上を3倍以上伸ばしました。SAPは、今後も緊密な市場開拓および技術パートナーとして、共同顧客にサービスを提供し、Qualtricsの成功に貢献し続けるつもりです」。Qualtricsのソフトウェアを利用している企業やブランドの数は、SAP買収時の10,000社から、現在では18,000社以上に拡大しています。

今回の合意は、1月26日に開始された強固なプロセスを通して、Silver LakeとCPP Investmentsによる共同提案が最も魅力的であると判断された結果です。この取引は、独立取締役委員会を含むQualtricsの取締役会およびSAPエグゼクティブ&スーパーバイザリーボードにより承認されました。

本取引は、慣例的な規制当局の認可を前提としており、2023年後半に完了する予定ですが、4月21日に予定されているSAPの第1四半期決算では、Qualtricsは非継続事業として表示される予定です。

本取引においては、BarclaysがSAPの財務アドバイザーを、Shearman & SterlingがSAPの法務アドバイザーを務めました。

以上

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