（本リリースは、3月21日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です）
SAP SE（NYSE: SAP）は、中堅中小企業が、スピード、予測可能性、継続的なイノベーションを可能にするクラウドERPを導入するための新しいオファリング「GROW with SAP（グロー・ウィズ・エスエーピー）」を発表しました。GROW with SAPのお客様は、世界の産業をリードする企業と同じベストプラクティスを享受しながら、迅速な導入と継続的なイノベーションの恩恵を受けることができます。
SAP SEのCEO 兼 エグゼクティブ・ボード・メンバーであるクリスチャン・クラインは次のように述べています。「SAPのERPは、長年にわたり、世界のトップ企業のビジネスにおけるエンド・ツー・エンドの透明性を実現してきました。GROW with SAPでは、中堅中小企業向けに、ビジネスの成長を支援するテーラーメイドのサービスを提供することで、これを次のレベルに引き上げようとしています。GROW with SAPは、中堅中小企業が現在だけでなく、今後の将来にわたる成功のために必要な俊敏性と革新性を提供します」
SAPは50年にわたり、あらゆる業界のお客様と協力しながらその専門知識を活かし、業界固有のベストインクラスのプロセスをベンチマークし定義し、製品に取り組んできました。GROW with SAPは、これらの設定済みのベストプラクティスを中堅中小企業がすぐに採用できる形で提供します。人工知能（AI）と自動化機能が組み込まれているため、お客様は迅速に成果を得ることができます。GROW with SAPは、SAP S/4HANA® Cloud, public editionと、導入促進サービス、専門家のグローバルコミュニティ、無料の学習リソースを組み合わせ、顧客が最短4週間で本稼働できるようにします。
GROW with SAPにはSAP® Business Technology Platformも含まれており、お客様はSAP® Buildを使用してクラウドネイティブな方法で独自のプロセスを定義することができます。SAP Buildソリューションにより、ビジネスユーザーはコードを書かずにエンタープライズアプリの作成、プロセスの自動化、ビジネスサイトの設計を行うことができ、ビジネスに最も近い立場で必要なソリューションを作り上げることができる重要な資産となります。
RIHO社のCEO、Guy Claesen氏は次のように述べています。「新製品を開発し、SAP S/4HANA Cloud, public editionに登録すると、ボタンを1回押すだけで、誰もが全く同じ価格、ローカライズされたネーミング、製品データ、今日の売上、来週の予想売上を確認できます。SAP S/4HANA Cloud, public editionは、在庫、生産能力、納期を完全に把握するのに役立ち、RIHO社にとってより効率的なビジネス、世界中のお客様にとってより良い体験を保証します」
IDCの調査によると、多くの中堅中小企業は急速に成長しており、大企業と同様にグローバルな複雑性に関連する問題に直面するため、ビジネスとともに成長するテクノロジーを必要としています。
IDCエンタープライズ・ソフトウェア・グループ副社長のミッキー・ノース・リザ氏は次のように述べています。「SAPは、GROW with SAPにおいて、クラウドERPソリューションを求める中堅中小企業のビジネスとテクノロジーの要件に、より合わせていく必要があることを認識しました。今回のオファリングは、ERP分野でのSAPの長年の理解とリーダーシップが証明する強みをクラウドで発揮する、新鮮で新しい機会として市場に再参入するものです」
SAPのグローバル・パートナー・エコシステムは、GROW with SAPを中心にお客様との関わりも持つことになります。お客様は、訓練され熟練した導入パートナーがサポートすることで、安心して利用することができます。
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