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AJS株式会社、業務課題改善に向けて SAP® Signavio®を活用した業務プロセスの可視化・プロセスマイニングを開始

プレスリリース

AJS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:細川 真広、以下、AJS)は、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下、SAPジャパン)が提供する業務プロセスの継続的な改善を支援するソリューション「SAP® Signavio®(エスエーピー・シグナビオ)」を導入し、業務プロセスの可視化・プロセスマイニングを開始しました。

旭化成グループの情報システム会社として設立されたAJSは、現在はTISインテックグループの一員として、システムの開発、保守・運用の豊富な実績をもとに様々な産業分野の企業の価値向上に貢献しています。

AJSの販売管理業務は、長年の業務改善の蓄積によりグループ内でも高い品質を維持していました。しかし、個別最適の積み重ねの結果、事業部や部門ごとに異なるツールやデータ項目を使用し、標準となる業務フローが確立されていないことから、現状では過剰な情報伝達のやり取りやチェック作業の重複などの非効率が生じていました。そこで同社の総務部門では、販売管理業務プロセスの標準化と自動化による効率向上を目指して共通システム構築を計画し、As-IsとTo-BeのプロセスフローをSAP® Signavio® Process Managerで整理・可視化し、共通の業務フロー導入の効果を試算しました。その結果約30%のコスト削減が見込まれたため、共通システムと標準プロセスの構築を推進し、2023年初旬より共通システムの運用を開始しました。引き続きSAP® Signavio® Process Intelligenceによるプロセスマイニングを活用して導入効果を検証していきます。

この取り組みは、共通システム導入による一度の改善で終わらず、運用状況をシステムログとして蓄積してプロセスマイニングを行い、継続的な業務改善を推進する仕組みとなっています。引き続き部門の違いなどによる運用状況の傾向を分析し、将来的には業務プロセスに関する標準値を設定して、良好な運用状況の部門がどのような取組みをしているのかを横展開するなどの継続的な取組みを計画しています。

以上

※SAP Signavio Process Manager
国際標準規格であるBPMN2.0を始めとした多様な形式で記載した業務プロセスを階層構造で管理し、フロー図の比較、シミュレーションなどの機能を有する、SAP Signavio ソリューションの中核となるビジネス・プロセス・モデリング・ツールです。

AJS株式会社について( https://www.ajs.co.jp/)
1987年、総合化学メーカーの旭化成のシステム管理部から情報システム会社として独立。以来、製造業を中心に「現場」を知るITから、デジタル経営を支えるITまで幅広くお客様の成長に貢献してきました。現在はTISインテックグループとしてシステム管理部の時代から養われた企業のビジネスプロセスに対する豊富な経験と実績、そしてこれから起ころうとしているハイパーオートメーションの世界にデジタルパワーの先進性を組み合わせ、お客様とともに社会課題の解決に挑みます。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan