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SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史)は、オリンパス株式会社(本社:東京都新宿区、取締役 代表執行役 社長兼CEO:シュテファン・カウフマン、以下 オリンパス)が人事改革を支えるシステム基盤として、SAPの人事クラウドSAP® SuccessFactors®(エスエーピー・サクセスファクターズ)のタレントマネジメントシステムの機能の一つである目標・評価管理をグローバルで2023年5月に稼働開始したと発表しました。

オリンパスは、2019年からの全社的な変革により、長い伝統を持つ光学機器メーカーから医療業界に経営資源を集中し、イノベーションと価値創造に取り組むグローバル企業へと進化を遂げています。製品・サービスの提供などで、世界をリードするグローバル・メドテック・カンパニーとしての地位を確固たるものとし、「私たちの存在意義」として掲げる「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」を目指しています。これらの企業の変革を支える一環として、グローバルでも多くの実績を持つ人と組織を管理するプラットフォームであるSAP SuccessFactorsを採用しました。

同社では、2020年から欧州で活用していたSAP SuccessFactorsのプラットフォームを、日本をはじめとするアジア地区、中国に拡張し、2021年より後継者管理、2023年5月に目標・評価管理をグローバルに段階的に構築・展開しています。新たなタレントマネジメントを中心とした人事基盤の導入により、プロセスのシンプル化および標準化を実現することができました。また、人材データの一元化が進んだことにより、データに基づく意思決定が可能となりました。そして、何よりも、従業員にとって、グローバルで活躍する人材とはどういうものかの道しるべを示すフレームワークが整ったことで、育成に関する知見や経験の最大活用を目指しています。

「従業員のパフォーマンスをグローバルで統一した評価軸で正当に評価できるということはとても重要です。我々は、これこそが会社や人の成長の根幹だと考えています。よって、システム面とともに、まずは目標・評価制度自体の整備に注力しました」と、オリンパスの執行役 チーフ・ヒューマン・リソーシズ・オフィサー(最高人事総務責任者)大月重人氏は述べています。「SAP SuccessFactorsの導入により、市場環境の変化に応じて迅速に行動できるよう、リーダーに共通のデータ主導型タレント・マネジメント・サービスを提供できるようになりました。パフォーマンス管理や目標管理のための20以上あったプロセスが標準化され、グローバルでフォーマットが一つに統一されたことによって、今まで手作業でそれぞれ行っていた作業の効率が大幅に向上しました。今後は、人材育成や従業員自身でのキャリア形成に発展させ、人と組織を活性化して人事改革をさらに進めていきたいと考えています

SAPジャパン代表取締役社長の鈴木洋史は以下のように述べています。「SAP SuccessFactorsは、従業員のエンゲージメントと生産性を向上させ、全従業員を対象とした戦略的な学習とタレントマネジメントにより、将来の変化に対応できる人材育成を支援します。オリンパス社は、目標・評価管理のグローバルでの本番稼働が成功したことで、データに基づく意思決定を加速させることが可能になりました。今後、さらなる人材育成やキャリア形成への拡大を通じて、全社的な企業変革を加速させ、掲げられている真のグローバル・メドテック・カンパニーへの飛躍に貢献してまいります」

以上

 

オリンパスについて 

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ最適なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにTwitter(@Olympus_Corp_JP)をご覧ください。

 

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan