（本リリースは、10月2日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です）
SAP SE（NYSE：SAP）は、SAP® SuccessFactors®ソリューションに新たなAI機能を提供し、企業が従業員の潜在能力を最大限に引き出すための支援について発表しました。AI機能がSAP SuccessFactors Human Experience Management Suite全体に浸透することで、従業員のエクスペリエンスを向上させ、人材採用や社内異動から学習やパフォーマンス管理に至るまで、あらゆる人材に関する意思決定を支援します。
この新世代のHR向けAI搭載ソリューションは、未来のエンタープライズAIエコシステムを構築するというSAPの包括的な戦略を実現するものです。SAP SuccessFactorsソリューションは、最も広範なビジネスアプリケーション群であるSAPポートフォリオの一部です。SAPのクラウドソリューションの26,000を超える顧客が、複数のシナリオとパートナーソリューションにわたってSAP Business AIテクノロジーを利用し、絶えず変化する世界において、適切で信頼性が高く、責任感のある状態を維持しています。
SAPのSAP SuccessFactorsソリューション担当チーフ・マーケティング・ソリューション・オフィサーであるアーロン・グリーンは、次のように述べています。「私たちのAI機能の総合力は、新たなレベルの可能性、パフォーマンス、業務効率を引き出すことで、人と組織の新たな可能性を解き放つのに役立ちます」
SAPのAI機能の総合力は、新たなレベルの可能性、パフォーマンス、業務効率を引き出すことで、人と組織の新たな可能性を解き放つのに役立ちます。
- 生成AI（ジェネレーティブAI）のユースケースでは、人材リーダーや採用担当者が職務内容を作成し、従業員がキャリア開発と成長を促進するためにパーソナライズされた学習推奨事項を見つけるのを支援します。
- Joule(ジュール)はSAPの自然言語生成AIコパイロットです。Jouleは、従業員がより早く仕事を完了し、安全でコンプライアンスに準拠した方法でより良いビジネス成果を達成できるよう支援します。SAP SuccessFactorsソリューションの中で、Jouleは、従業員が情報を見つけ、質問に対する回答を得たり、休暇申請の承認または却下、名前、場所、個人的な代名詞の変更など、人事関連のタスクを完了したりするのをより簡単かつ迅速にすることで、従業員のエクスペリエンスを向上させています。2024年初頭には、英語による出退勤の記録、給与明細の閲覧、偏りのない職務記述書の作成など、さらに多くの機能が利用可能になる予定です。
- SAP SuccessFactorsソリューションのタレント・インテリジェンス・ハブは、組織の学習・人材戦略全体のためのAI搭載エンジンとして機能します。SAP SuccessFactors HXM Suiteに組み込まれたこのハブは、従業員一人ひとりのスキルポートフォリオを作成し、パフォーマンスフィードバックやダイナミックチームからのデータなどに基づいてスキルと属性を推測することができます。タレント・インテリジェンス・ハブを利用することで、企業は単一のスキルモデルを活用して、採用から入社、学習・能力開発、パフォーマンス管理、後継者育成まで、あらゆることを推進できます。従業員は、志向、動機、スタイル、好みなど、自分自身に関するデータを作成し、保存することができます。管理職は、直属の部下のスキルやその他の属性タイプを閲覧、追加、更新することができます。タレント・インテリジェンス・ハブを利用することで、企業はチーム全体のスキルカバー率やギャップを可視化し、将来の人員計画の指針とすることができます。
AIを含むインテリジェントなテクノロジーで人々に力を与えることで、組織は、俊敏性、創造性、目的意識を持って新たな機会に対応できるよう、総労働力の潜在能力を引き出し最大限に活用することができます。
以上
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