SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、農林中央金庫(本社:東京都千代田区、代表理事理事長:奥 和登)が、人事戦略の推進を支えるシステム基盤としてSAPのクラウド人事ソリューションであるSAP® SuccessFactors®(エスエーピー・サクセスファクターズ)をタレントマネジメントシステムとして採用し、2023年4月から人事管理および学習管理の機能を新たに導入したことをお知らせします。
システム構築および導入後の運用保守については、NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩 真人)が担当しました。
農林中央金庫は、農林水産業と食と地域のくらしを支えるリーディングバンクの実現に向けて、人材マネジメントの基本方針(人材マネジメントポリシー)を「一次産業と地域への貢献意識を持って金融のプロとして自律的にチャレンジ・変革し続ける人材を継続的に支援する」と定め、2023年4月に「自律性」と「専門性」という2つの大きなコンセプトの柱を掲げた抜本的な人事制度改正を実施しました。
専門性醸成の単位として設定する「ジョブグループ」および職務・機能単位に細分された「ジョブコンピテンシー」による評価・育成と職務履歴の蓄積、自律的な能力開発を支援するための育成施策の展開、職員の能力・適性・キャリア展望を踏まえた適所適材の配置・登用等を実践していくなかで、2018年より利用していたSAP® SuccessFactors®の目標管理機能に加え、新たに人事管理および学習管理機能を導入し、新制度における人事情報基盤のワンプラットフォーム化を実現しました。
今後は、農林中央金庫は、SAP® SuccessFactors®を新しい人事制度におけるタレントマネジメントの基幹システムとして、利活用を促進していくこととしています。
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SAPジャパン株式会社について
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )