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SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)は、「SAP Japan Customer Award 2023」の受賞企業を発表しました。

SAPジャパンは2032年までの中長期ビジョン「日本の『未来』を現実にする」ために、「お客様の成功にとってなくてはならない存在となる」ことを目指しています。SAP Japan Customer Awardでは、お客様自身の成功を実現するためDX(デジタル変革)に取り組んでいるお客様を表彰し、内外で DXの取り組みの認知度を高め、さらなる促進を図ると同時に、他のお客様のDXも促進していくことを目的としています。

本年は6部門において受賞企業7社を選出しました。

Japan Society部門>

対象:日本が抱える社会課題を解決しビジネスとして継続している事例

受賞企業:株式会社MAIA

授賞理由:「でじたる女子プロジェクト」を通じて多数の自治体と連携し、地域女性のリスキリングから就労、将来のキャリア支援まで、女性の未来への挑戦への支援を実現されています。SAP® SuccessFactors®で「でじたる女子」のスキルと就労状況やキャリアプランを可視化、自治体と共に政策の効果測定にもご活用いただいています。

 

Sustainability Pioneer部門>

対象:イノベーティブなアプローチで持続可能な社会の実現に取り組んでいる事例

受賞企業:マツモトプレシジョン株式会社様

授賞理由:同社が掲げるビジョン「ザ・サステイナブルファクトリー」を実現するために、SAP S/4HANA®を経営改革・業務変革の基盤として導入され、様々なビジネス効果を創出されました。さらに、SAP® Sustainability Footprint Managementを活用し、製品レベルのCO2排出量情報を迅速に提供することで製品の付加価値を高め、得意先から選ばれ続ける企業になるとともに、バリューチェーン全体の強化を目指して大企業や協力会社とともにDXやGXの取り組みを推進されています。

 

Mid-Market Catalyst部門>

対象:中堅中小領域においてDXを成し遂げ、かつSAPのビジネス・ソリューション・サービスを通して実現した事例

受賞企業:東亜レジン株式会社様

授賞理由:商業用看板の受注製造を行う同社では、生産まで含めた全体業務をカバーする基幹システムとしてSAP S/4HANA® Cloud Public Editionを導入されました。パッケージが持つ標準機能での導入を徹底され、子会社を含めたサプライチェーンを一気通貫し、生産と販売物流業務の連携と効率化を目指すプロジェクトを、約1年という短期間で実行されています。

 

Industry Innovation Leader部門>

対象:製造業において新技術を取り入れDXを成し遂げる事例

受賞企業:日本精工株式会社様

授賞理由:創業から100年を超えた同社は、次の100年を支える次世代の基盤作りとして、機能や地域ごとに部分最適された業務およびシステムを、グローバルでのサプライチェーンマネジメント領域(計画系と実⾏系)まで含めたデジタル変⾰により全体最適化する大きなチャレンジを推進されています。その基盤として、SAP S/4HANA® Cloud Private Editionをはじめとする様々なSAPソリューションをご採用いただき、SAPの開発部門と協業し、製造業の共通要件の共有や同社の固有要件への対応など発展的な取り組みを進めていらっしゃいます。

 

Customer Success Value Realization部門>

対象: SAPのクラウドサービスを最大限活用することでビジネス成果が得られている事例

受賞企業:株式会社中電シーティーアイ様

授賞理由:2019年度よりIT人材の質と量を向上させるCTI改革を行い、DXを牽引できる高度IT人材の育成(質)、海外IT人材の確保(量)を実施しています。その一環でSAP領域に力を入れ、各種クラウドソリューションの採用、データドリブン経営の実現など、グループ展開に向けたDXの基盤を構築されました。SAP S/4HANA Cloud Public Edition、SAP SuccessFactors、SAP® Concur®、SAP® Ariba® Snapを順次導入し、Fit to Standard手法を採用することで迅速および効果的なベストプラクティスの導入が可能になりました。また、同社の370名以上の高度IT人財(SAP認定含)が、DX時代の価値創造役としての貢献を高めています。

受賞企業:株式会社 前川製作所様

授賞理由:創業100年を迎えるにあたり、全社「ビジョン」達成に向け、業務、事業、価値それぞれのDX施策を策定する過程で、属人化や個別最適、固定化、アナログな業務プロセスなどの様々な課題が顕在化しました。そのような中、解決手段の一つとしてSAP Concurを導入し業務変革を行い、属人的、固定的業務から解放することで付加価値業務への転換を図る第一歩とされました。

 

Customer Success Project Transformation部門>

対象:短期間でクラウド移行を成功させ、継続して機能改善に取り組んでいる事例

受賞企業:JFEスチール株式会社

授賞理由:同社では、会計・投資管理システム基盤としてオンプレミスERPを利用されていましたが、機能拡張が容易なクラウドへ移行すべく、SAP S/4HANA® Cloudを導入し、6カ月の移行期間を経て安定したシステムを稼働しています。プロジェクト運営の効率化により、短期間での移行およびプロジェクトコストの低減を実現しました。また、今後SAP S/4HANA Cloudを他の業務領域へ展開し、SAP® Business Technology Platform等の活用によりクラウドの充実を図ることで、業務刷新および社内のDXに取り組まれ、AIを最大限活用した生産性向上も進められています。

 

以上

 

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )

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