(本リリースは、69日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です) 

 SAP SE (NYSESAP)は本日、ドイツ連邦情報セキュリティ庁(BSI)より、「VS-NfD(機密情報-公用に限る)」に分類される情報を、 ヴァルドルフ(Walldorf)およびザンクト・レオン=ロート(St. Leon-Rot)に所在する SAP® Cloud Infrastructure上で処理するための認可を取得したと発表しました。これにより、SAPのソブリンクラウドポートフォリオは、公共部門や規制産業向けにさらに強化されるとともに、セキュリティ上重要なSAPおよびお客様のアプリケーションをクラウド上で稼働させることが可能になります。  

これにより、SAPはドイツにおいて、主要なセキュリティコンポーネントがBSIから使用認可を取得したクラウド環境を提供できる数少ないプロバイダーの一つとなります。さらに近い将来には、高いパフォーマンスを維持しつつ、VS-NfD要件に準拠した環境で、SAPアプリケーションとお客様固有のアプリケーションの双方をサポートできる唯一のプロバイダーとなる見込みです。 

 本認可は、ヴァルドルフおよびザンクト・レオン=ロート地域にあるSAP自社データセンターで稼働するSAP Cloud Infrastructure上のワークロードに適用されるものであり、運用はセキュリティ審査を通過した担当者のみによって運用されます。この使用認可は重要なマイルストーンであり、SAPが目指すBSIからの最終的な正式認証に向けた基盤となるものです。これには、ドイツのITGrundschutz(情報セキュリティ基準)に基づくSAP Cloud InfrastructureISO 27001再認証も含まれます。  

評価プロセスは約12カ月で完了し、BSISAPの緊密かつ建設的な連携のもとで進められました。これは、ITセキュリティ分野における公共機関と産業界の連携が強化されていることを示しています。 

 SAP Cloud Infrastructure:ドイツでデジタル主権を支えるソブリンクラウド基盤 

 SAP Cloud Infrastructureは、オープンソース技術を基盤として、SAPが自社開発・運用を行うIaaSInfrastructure as a Service)プラットフォームです 。 

SAP Cloud Infrastructureは、データ主権、運用主権、技術主権、法的主権という4つの側面にわたり、お客様にデジタル主権を提供することを目的に設計されています。  

その基盤となるのが、ヴァルドルフおよびザンクト・レオン=ロートに所在する、物理的に分離されたデータセンター内に3つの独立したアベイラビリティゾーンを備えた、完全な主権性を持つSAP Cloud Infrastructureのクラウドリージョンです。このソブリンクラウドプラットフォームは、強固なセキュリティおよびコンプライアンス基盤によってさらに強化されており、データセンターにおいてIT-Grundschutzに基づくISO/IEC 27001をはじめ、EN 50600ISO/IEC 22237TSIレベル3+C5 Type IIといった認証取得によりその水準が裏付けられています。さらにSAP Cloud Infrastructureは、BSIC3A(クラウドコンピューティングの自律性を確保するための基準)カタログに対する自己評価を実施し、デジタル主権に関するすべての要件を満たしていることを確認しています。  

VSNfDの使用認可は、最高水準のセキュリティ要件が求められるユースケースに対応するうえで、重要な基盤となるものです。  

SAP Cloud Infrastructureは、SAP® Sovereign Cloudにおける導入オプションの一つとして、デジタル主権を実現するSAPのポートフォリオで重要な役割を担っています。SAP Sovereign Cloud On-SiteおよびDelos Cloudと組み合わせることで、SAPは厳格な規制要件に対応するお客様に対し、必要とされる選択の自由、コントロール、そして強固なセキュリティを提供します。  

以上 

 

SAPについて
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