(本リリースは、8月1日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は本日、SAP® Product Lifecycle Management(SAP PLM)ソリューションの新しいクラウド機能を発表しました。建設産業向けの製品とサービスを提供している世界的な大手プロバイダーであるHilti AG(以下 Hilti社)との戦略的な共同イノベーションにおいて、SAPは、顧客が社内のエンジニアリング部門と研究開発部門の両方で業務データを活用できるようにし、事業の効率化とコスト削減の実現を支援します。

 

SAP PLMソリューションの新機能は、SAPのクラウドERPソリューションやサプライチェーン管理ソリューションにネイティブ統合されるようになっています。この統合により、バリューチェーン全体のエンド・ツー・エンドの可視性と統制を確保でき、適切な製品を適切なタイミングと適切な価格で提供するための環境を構築できます。製品データとビジネスプロセスをスムーズに連携させることで、企業は製品情報を効率的に整理し、ワークフローを合理化し、また、部門横断的なコラボレーションを促進でき、最終的には市場の需要に応える能力を高めることができます。DSC Software AG、Cideonなどとのパートナーシップによって、このソリューションは、サードパーティの製品データ管理ツールやCADツールとも統合されており、導入期間を短縮することができます。

SAP Digital Supply Chainのエンジニアリング責任者であるドミニク・メッツガー(Dominik Metzger)は、次のように述べています。「製造戦略と業務プロセスの最新化を進める企業にとって、統合は非常に重要です。Hilti社との協業は、当社の製品ライフサイクル管理ソリューションに対するHilti社からの信頼の証であるだけでなく、クラウドネイティブなSAP PLMオファリングの未来を形作るものでもあります」

製品データ管理のための一元化されたリポジトリが、信頼できる唯一の情報源としてSAP PLMポートフォリオに直接組み込まれています。これにより、データ整理がシンプルになり、エラーは最小限に抑えられ、さまざまなステークホルダーの効果的なチームワークが促進されることで市場投入までの時間が短縮されます。

Hilti社の大規模プロジェクトIT責任者のヨハン・スタドラー(Johann Stadler)氏は、次のように述べています。「クラウドネイティブのSAP PLMソリューションにより、お客様固有の要件に対応する自社の製品開発プロセスを強化するだけでなく、建設をよりよいものにしています」

世界120カ国以上で事業を展開するHilti社は、各種の幅広い建設製品により常にイノベーションの最先端にいる企業です。同社はSAP PLMを採用して、製品開発プロセスにかつてないレベルの効率性と透明性をもたらし、お客様の個別要件向けに設計された製品やオンデマンドにプレハブ式製品を提供することで、デジタルトランスフォーメーションの次なるフェーズへと踏み出しています。

以上

 

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