2020年9月から13週間のプログラムを実施
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、スタートアップ向けのアクセラレーションプログラム「SAP.iO Foundry Tokyo(エスエーピードットアイオー・ファウンドリー・トウキョウ)」における、“コンシューマーインダストリー(消費財/小売/流通業界向け)”をテーマとした2020年下期コホートプログラムで支援するスタートアップ4社を決定し、プログラムを開始しました。本年5月より募集を開始し、約50社のスタートアップから応募がありました。厳選な審査の結果、4社を選考し、2020年9月17日から13週間にわたり、スタートアップ支援プログラムを実施し、本年12月にDemo day(最終成果発表会)を予定しています。
SAP.iO Foundryは、SAPがグローバルで展開するスタートアップ向けプログラム「SAP.iO」 (https://sap.io/)の取組みの1つで、SAP社外の優れたスタートアップを支援するものです。世界9都市で運営されており、各都市では年に2回のコホートプログラムを運営しています。東京では、日本の産業界の変革ニーズとの接点を提供しスタートアップとの共創を促進する“実践型”アクセラレータープログラムとして2019年に開始し、これまでに2回のコホートプログラムを終了しました。
今回3回目となる2020年下期のコホートプログラム向けに採択されたスタートアップ4社の概要は以下の通りです。(アルファベット順)
株式会社チャットブック(https://chatbook.ai/)本社:東京都港区
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- LINE/Facebookやウェブ上での顧客との接点を作り、最適化された導線と自動化による見込み顧客獲得サービスを提供
株式会社True Data(https://www.truedata.co.jp/)本社:東京都港区
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- 全国延べ6000万人規模の購買情報(顧客ID付POSデータ)をもとに、消費財メーカー・小売業向けを中心とした様々なビッグデータ分析技術・マーケティングサービスを提供
Vox Japan株式会社(https://vox.delivery)本社:東京都品川区
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- スマホ制御可能なスマートコンテナにより商品ピッキング・梱包からラストマイル配達・解錠受け取りまでをクラウド管理可能にするサービスを開発・提供
その他、AI系スタートアップ1社(社名非公開)
2020年9月から13週間にわたって展開される今回のコホートプログラムでは、以下を予定しています。メンターは主にSAP社内の製品スペシャリストや営業部門のキーマンを中心として、数十名のメンバーで構成されます。
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- B2B向け事業戦略に寄与するノウハウ共有
参加スタートアップ向けのワークショップにより、SAPがこれまで培ってきた大企業向けビジネスのノウハウをはじめ、事業戦略立案、営業、マーケティングなどの幅広い分野の知見を共有します - SAP製品とのAPI等を通じた連携の実装
機械学習やIoTなどの先端技術を活用した開発環境やデータへのアクセスが提供され、SAPテクノロジーや産業界のデータとの連携を可能とします - SAPエンタープライズ顧客への共同アプローチ
SAP製品をすでに利用している大企業を中心としたSAP顧客基盤に対し、イノベーションによる様々な課題解決に寄与するため、スタートアップとSAPによる共同提案を行います
- B2B向け事業戦略に寄与するノウハウ共有
スタートアップ4社の採択の条件として、エンタープライズ/B2B向けに、すでに自社で開発済みの製品やサービスを有していることとしています。プログラムへの参加に際し、SAPのテクノロジー環境やコホートプログラム中の設備利用料は不要、SAPジャパンからエクイティを要求することもなく、完全に無償で利用できるプログラムとなっています。
以上
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPはインテリジェントエンタープライズを基盤とするエクスペリエンス企業としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )
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