SAP、サプライチェーンと業界の課題に対処するイノベーションを提供:パンデミック後の時代に向けた持続可能性の組み込み

(本リリースは、6月16日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

前例のない課題に直面する世界中の企業が、信頼できるインサイトが得られ、従業員、顧客、サプライヤーのサポート強化を支援するテクノロジーを求めています。このようなニーズに応えるため、SAP SE(NYSE:SAP)は、テクノロジーとソフトウェアだけにとどまらないイノベーションを進めています。SAPは、企業がサプライチェーンや業界固有のプロセスを改善し、ビジネスネットワークを介してつながり、ビジネスの重要な成功指標として持続可能性を組み込めるよう支援しています。この発表は、SAPPHIRE NOW® Convergeカンファレンス(2020年6月15~19日にオンライン開催)で行われました。

SAP製品エンジニアリング担当のエグゼクティブ・ボード・メンバーを務めるトーマス・ザウアーエシッヒ(Thomas Saueressig)は次のように述べています。「この不確実な時代に、企業はCOVID-19による現在の危機的状況に対処し、それを乗り越えるため、自信を持った意思決定を支援し、俊敏性と回復力を高める信頼できるパートナーを必要としています。高度につながり合った現代社会では、環境や市場の変化に迅速に対応できることが企業にとって一層重要になっています。SAPはお客様が持続可能性を実現し、業界をリードし、ビジネスネットワークを広げていくための新たな手段を提供することで、この課題の解決を支援しています。SAPには、お客様がインテリジェントエンタープライズとして事業を運営するために必要な戦略、専門知識、ソリューション、パートナーエコシステムがあります」

 Climate 21
SAPは、お客様の気候関連の目標達成をサポートするClimate 21プログラムを発表しました。SAPは、複数年にわたるロードマップに従い、共同イノベーションパートナーと協力して、SAPのソリューションポートフォリオ全体に持続可能性のメトリクスを組み込んでいきます。これにより、お客様は製品と業務のカーボンフットプリントをバリューチェーンを通じて把握、分析、最適化できるようになります。

現在、Climate 21プログラム初のソリューションとして、SAP® Product Carbon Footprint Analyticsアプリケーションが提供されました。このアプリケーションでは、SAP S/4HANA®とサードパーティーソースのデータを使用し、SAP® Analytics Cloudソリューション内で情報を計算します。このアプリケーションにより、お客様は自社のカーボンフットプリントを把握できるようになり、温室効果ガス排出量を分析および最適化するための基盤が得られます。

詳しくは、ザウアーエシッヒによる「Our Decade of Delivery for Climate」(英語)をお読みください。また、「SAP Launches Carbon Emissions Accounting System to Address Climate Change」(英語)もお読みください。

 Industry Cloud
インテリジェントエンタープライズは、各業種の現行ビジネスモデルの最適化とイノベーションのバランスを取りながら、デジタルテクノロジーを利用して新たな収益源と成長の機会を開拓します。SAPとパートナーは、SAPのインテリジェントスイートのエンド・ツー・エンド・プロセスを拡張する業種別クラウドソリューションを提供することで、各お客様の業界におけるコアビジネスの成長を支援しています。

SAPのIndustry Cloud戦略に従い、SAPとパートナーは革新的な業種別ソリューションを提供していきます。これらのソリューションは、Business Technology Platformポートフォリオのテクノロジーを基盤とし、オープンAPIフレームワーク、オープンプロセスモデル、オープンドメインモデル、共通ビジネスサービスを通じてカスタマーエクスペリエンスとユーザーエクスペリエンスを改善します。SAPのインテリジェントスイートとの相互運用性により、迅速な開発、導入、統合が可能になります。SAPが提供するAIやIoTなどの高度なテクノロジーを利用することで、開発者は開発を加速させ、より大きなビジネス価値を生み出すことができ、その結果、各業種においてビジネスプラクティスの改善とビジネスイノベーションの促進が実現します。

詳しくは、SAPの業界および顧客アドバイザリ担当プレジデントであるピーター・マイヤー(Peter Maier)による「Innovation at the Vertical Edge: New Business Models for a Digital Economy」(英語)をお読みください。

SAP、サプライチェーン全体におけるインダストリー4.0への投資を拡大
SAPはIndustry 4.Nowイニシアチブに基づいて、インサイト、自動化、即応性の向上を目標に、設計から運用までのサプライチェーンを通じた重要なイノベーションを推進します。このイノベーションは、サプライチェーン全体のセンサーから送られる情報が増加する中、情報を取得および分析できるインテリジェントな製品や資産を企業が設計および製造できるよう支援するものです。これにより、お客様はインダストリー4.0を工場を中心とする戦略から全社的なビジネス戦略に転換できます。

Industry 4.Nowにより、SAPはこうしたインテリジェントな製品および資産のデジタルスレッドをそのライフサイクルを通じて作成および取得し、設計から運用までのビジネスプロセスにおいてリアルタイムのインサイトを提供するために必要なイノベーションを企業に提供していきます。組み込みアナリティクスと予測機能に基づくこのインテリジェンスによってビジネス上の意思決定が改善され、新たなビジネスモデルや収益源が生み出されます。

詳しくは、SAPのデジタルサプライチェーンソリューション管理担当バイスプレジデントを務めるリチャード・ハウエルズ(Richard Howells)による「Why the Time for Industry 4.0 Is NOW」(英語)をお読みください。

 SAP、統合ビジネスネットワーク戦略を発表
SAPは、サプライチェーンプロセス全体におけるエンド・ツー・エンドの可視化、効率化、コラボレーションを実現するための戦略を発表しました。サプライチェーンにおける設計、計画、調達、購買、製造、ロジスティクス、資産運用などの全プロセスが対象となります。インテリジェントエンタープライズのネットワークを構築することで、SAPは企業がマルチエンタープライズ・ビジネス・プロセスのデジタル化を行い、サプライチェーンエコシステム全体の可視性とコラボレーションを強化できるよう支援します。

この戦略はSAP全体に関連し、リアルタイムERP、高度なアナリティクス、そして成功を収めているネットワークソリューション(Ariba® Network、SAP® Asset Intelligence Network、SAP® Logistics Business Network、SAP Fieldglass®ソリューションなど)からのインサイトを活用し、オープンで相互運用が可能なビジネスネットワークを介して集合的インテリジェンスを提供します。3兆3,000億USドルを超える企業間取引が行われるこれらの巨大なソリューションを通じ、SAPは持続可能で回復力の高いサプライチェーンの構築、ビジネスモデルの変革、世界的混乱に対する迅速な保護対策の実現を支援します。

詳しくは、SAP Procurement Solutionsプレジデントのクリス・ヘイデン(Chris Haydon)とSAPのデジタル・サプライ・チェーン・ネットワーク担当シニアバイスプレジデント兼責任者を務めるペイジ・コックス(Paige Cox)による「Creating a Unified, Open and Intelligent Business Network」(英語)をお読みください。

以上

 

SAPについて
SAPはインテリジェントエンタープライズを基盤とするエクスペリエンス企業として、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、44万以上の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com

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