JFEスチール株式会社(本社:東京都千代田区、社長:北野嘉久、以下JFEスチール)は、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)の支援のもと、このほど本社会計・投資管理システム基盤をSAP S/4HANA® Cloudへ移行しました。
JFEスチールは、7次中期経営計画(2021~24年度)において「『デジタル』による製造基盤の強化」に取り組んでおり、DX推進の柱の一つとして、「変化に強い柔軟なIT構造」を実現するオープン・プラットフォームを構築しています。豊富なデータ資産の有効活用を図るべく、老朽化したレガシーシステム群を統合・移行させる「IT構造改革」を進め、2022年には本社基幹システム・製造拠点初となる仙台製造所システムのオープン化を完了しました。
JFEスチールでは、会計・投資管理システム基盤として2017年にオンプレミス(*1)にてERP(*2)を導入しました。この度、機能拡張が容易なクラウドへ移行すべく、2022年7月にSAP S/4HANA® Cloudの導入を開始しました。6カ月の移行期間を経て、安定したシステム本稼働を実現しています。
JFEスチールは、今後SAP S/4HANA® Cloudを他の業務領域へ展開し、さらにSAP® Ariba®およびSAP® Business Technology Platform等の活用によりクラウドの充実を図ることで、業務刷新を進めてまいります。
(*1)情報サービスを、自社内のハードウェアとソフトウェアによって運用する方式。
(*2)エンタープライズ・リソース・プランニング(Enterprise resource planning)の略。企業がビジネスプロセスを統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念。多くの場合ソフトウェアによって仲介され、リアルタイムで会計、購買、在庫管理など企業における重要な業務プロセスを統合的に管理します。
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JFEスチールについて
JFEスチールは高炉を所有し、鉄鉱石を原料に最終製品の生産までを一貫して行う鉄鋼メーカーです。世界トップクラスの生産規模を持ち、「常に世界最高の技術をもって社会に貢献します」という企業理念のもと、お客様や社会のニーズに応える鉄鋼製品をグローバルに提供しています。また、最先端の環境調和型製鉄プロセスの構築や、高機能鋼材の開発を通じて、製造工程はもとより製品においても環境負荷の低減に貢献しています。
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )
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