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SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)は、中堅中小企業が抱える業界固有の課題に対応し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するための新しいクラウドオファリング「GROW with SAP(グロー・ウィズ・エスエーピー)」を国内で提供開始しました。

世界の企業は、脆弱なサプライチェーン、人手不足、資金調達のコスト増加、政治的および財務的な断絶、エネルギーコストの急上昇など、さまざまな課題に直面しています。日本の中小企業においては、新型コロナウイルス感染症流行前の売上高水準に戻りつつあります(*1)が、一方で、さまざまな業種において従業員過不足DI(従業員の今期の状況について、「過剰」と答えた企業の割合(%)から、「不足」と答えた企業の割合(%)を引いたもの)は、マイナス20%前後と深刻な人手不足の課題に直面しています(*2)。そして、その課題解決にむけた対応として、省力化による生産性向上等に取り組む動きが見られています。(*3)。

GROW with SAPは、このような環境下で企業が成長を支えるために必要なソリューションやサービスを提供します。具体的には、ビジネスの成長に合わせて拡張できるクラウドERP「SAP S/4HANA® Cloud, public edition」を中心に、企業の競争力を高める拡張プラットフォームである「SAP® Business Technology Platform」、効率的かつ効果的なプロジェクト進行のためのツールと方法論「SAP Activate」、最短4週間でプロジェクト環境を構築する日本語対応された「Packaged Activation Services」を提供します。また、チーム全体のスキル習得や適用性向上を実現するために、各チームメンバーのロールやゴールに合わせてカスタマイズされた柔軟な「ラーニング」を日本語で提供し、SAPの有識者と質疑応答や意見交換を通じて、知識と経験を共有するを活用することで、お客様の導入を推進します。

さらに、GROW with SAPは、中堅中小企業が抱える独自の課題に対応するため、「業界ベストプラクティス」を提供します。これにより、製造、小売、サービス業など、さまざまな業界の企業が、業界固有の課題を解決し、デジタル変革を迅速に実現できるようにします。

また、SAPジャパンとパートナーは、クローズドSNSを活用して双方向のコミュニケーションを強化し、情報の相互発信の場を形成しています。2023年の後半には、GROW with SAPの認定パートナー制度を立ち上げることで、「パートナーエコシステム」をさらに強化し、GROW with SAPの中核となるSAP S/4HANA Cloud, public editionの日本市場への展開を加速させる予定です。

SAPジャパンは、GROW with SAPを通して、日本の中堅中小企業に、成功に必要な機動性と革新性を持たせ、ビジネスの持続可能性と成功を支えるための強力な基盤を構築することを支援します。

 

*1   出典:2023年版 中小企業白書・小規模企業白書 概要(中小企業庁)

P.3 【総論①】中小企業・小規模事業者の動向(足下における現状認識) 図1

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2023/PDF/2023gaiyou.pdf

*2   出典:2023年版 中小企業白書・小規模企業白書 概要(中小企業庁)

P.8 【総論⑥】中小企業・小規模事業者の動向(人手不足) 図1

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2023/PDF/2023gaiyou.pdf

*3   出典:2023年版 中小企業白書・小規模企業白書 概要(中小企業庁)

P.9 【総論⑦】中小企業・小規模事業者の動向(人手不足) 図2

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2023/PDF/2023gaiyou.pdf

以上

 

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェント・エンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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