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SAP の Source to Pay ソリューション戦略が目指すカスタマーサクセス

Source to Pay(調達から支払)プロセスは、あらゆる組織にとって非常に重要なプロセスです。常に進化し続けるビジネス環境の中で、SAP は SAP Ariba® Procurement ソリューションポートフォリオによって、Source to Pay プロセスを支援し続けています。その方法は、お客様の声に耳を傾け、市場のシグナルを追跡し、お客様ができるだけ最高の成果を達成できるように設計された革新的なテクノロジーを提供するというシンプルなものです。

これは私たちが長年続けてきた戦略であり、明らかにお客様にメリットをもたらしているものを変える予定はありません。この分野をこれほど熟知している企業は SAP をおいて他にありません。25 年以上前の SAP Ariba® ソリューションの登場は、企業の調達プロセスに革命をもたらしました。私たちは、このプロダクトラインに投資を重ね、革新を続け、ライン全体を統合することによって、現在、不備のない完全なソリューションポートフォリオを提供しています。SAP Ariba は調達業務の未来の姿であり、SAP における調達はすべて SAP Ariba で行われています。

SAP はまた、ある企業、ある業界、ある地域ではうまくいったことでも、別の企業、別の業界、別の地域ではうまくいかない可能性があることも理解しています。企業はそれぞれ、適切な Source to Pay ソリューションパートナーを選択する必要があります。各企業の調達部門が、ますます重要かつ戦略的な役割を果たすために必要とされるツールと実用的なデータを確実に入手できるプラットフォームとエコシステムを備えたパートナーを選ぶ必要があります。

SAP はお客様や市場の声に耳を傾けてきました。お客様が考える調達分野における重要な要件は以下のとおりです。

SAP は、Source to Pay 領域において、あらゆる形態の支出管理を支援する統合ソリューションを提供しています。SAP のソリューションは、サプライヤー選定、カテゴリー管理、購買、請求書発行、サービス調達、サプライヤー関係管理、契約管理、支出分析にいたる、企業レベルの機能を完備しています。さらに、SAP® Business Network を通じて、世界 190 カ国のサプライヤーとの連携を可能にしています。

Source to Pay ソリューションパートナーを評価する際には、以下の点を考慮してください。

SAP がお客様の戦略的ニーズに応える 5 つの方法

SAP は、製品のモダナイゼーション、イノベーション、そして SAP S/4HANA® で調達機能を強化するという大きなビジョンだけでなく、お客様に利益をもたらす最先端のイノベーションを提供するというビジョンもバランスよく実現しています。ここでは、SAP が前述の重要な要件にどのように取り組んでいるか紹介します。

全カテゴリーの支出を可視化および分析できる能力

世界中のお客様と対話する中で、この要望はお客様が最も求めていることの 1 つです。また、サステナビリティ目標に影響を与える支出についてのより高い可視性も求められています。

SAP は昨年秋、SAP® Spend Control Tower を発表しました。これは、高度な AI 機能に加えて、SAP クラウド ERP ソリューション、SAP Ariba ソリューション、SAP Fieldglass® ソリューションで横断的に全支出データを可視化できる機能を提供するものです。将来的には、SAP Concur® ソリューション、SAP Business Network、非 SAP ソリューションからでもデータを確認できるようにする予定です。これにより、企業はコスト削減機会やプロセス改善ポイントを見つけやすくなります。SAP Spend Control Tower は 2024 年後半に利用可能になる予定です。詳しくはデモをご覧ください

インテリジェンスベースのカテゴリー管理

インテリジェントなカテゴリー管理でビジネス成果を高める
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2022 年2023 年の Economist Impact 社の調査では、カテゴリー管理が、調達分野でのトップ DX ドライバーの 1 つとしてランキングされました。この結果と当社の広範な市場分析に基づいて、昨年夏 SAP は、この重要な分野で企業がより良い成果を実現できるよう支援する SAP Ariba® Category Management ソリューションをリリースしました。

このソリューションは、カテゴリー戦略の策定、実行、モニタリングを大規模に合理化します。さらに、支出データとマーケットインテリジェンスで強化された組込みアナリティクスにより、調達から決済までのプロセスを最適化できます。詳しくは、こちらのデモをご覧ください

堅牢な契約管理機能

SAP は、Source to Pay 領域におけるリスクと収益性のバランスの重要性を理解しています。お客様が必要とする高度な契約管理機能を提供するために、2022 年、Icertis 社とのパートナーシップを拡大しました。これは、両者の共同製品ロードマップと、SAP ソリューションと Icertis ソリューション間のより深い技術統合を推進するものです。

SAP のお客様は、Icertis Contract Intelligence との統合により、スマートオーサリング、AI 支援によるリスク識別、義務管理、意思決定支援のための契約ベースのインサイト、さらに、他の Source to Pay ソリューションにはない、営業部門と調達部門向けに単一の契約システムを構築できる機能など、最高レベルのイノベーションを利用できるようになりました。

SAP Ariba ソリューションは、ユーザー評価に基づいて G2から以下のリーダーバッジを授与されました。

外部人材/サービスの自動管理

Source to Pay の議論の中でサービス調達が見落とされることはよくあることでしたが、今、その傾向は変わりつつあります。2023 年版 Future of Work Exchange レポートによると、72% の企業が、サービス調達と SOW(作業範囲記述書)管理業務の ROI をより重視するとしています。目標は、外部人材/サービスを戦略的に管理し、他の調達カテゴリーと同様に厳格なプロセスを適用することです。

SAP Fieldglass ソリューションでは、外部人材やサービスプロバイダーの選択、雇用、管理を革新的な方法で行うことができ、ビジネスバリューを最大化することができます。

実用的な AI ユースケース

SAP は現在、AI を支出管理プロセス全体に組み込むことで、単調な作業を自動化し、戦略的な業務に集中できる環境をお客様に提供する取り組みを続けています。現在のユースケースは、従来の AI や機械学習を活用したオートコンプリートやレコメンデーションエンジンから、複雑な調達プロセスを自動化する生成 AI 機能まで多岐にわたります。2024 年、私たちは引き続き、支出管理プロセス全体の効率化を促進する  ユースケースをさらに発展させていく予定です。新しい生成 AI シナリオの詳細については、こちらをご覧ください

お客様の声

SAP の Source to Pay 戦略が優れていることは、お客様が達成されている成果からも確認できます。以下、お客様の声の一部をご紹介します。


「(SAP Ariba と)比較できるソフトウェアはありません。何よりも素晴らしいのは、サプライチェーン担当幹部が一度 SAP Ariba を使い始めると、すっかり気に入ってしまうことです。コスト削減率が大変高いのです」

SAP Ariba 認証ユーザー(TrustRadiusから)



「素晴らしく、使い勝手のいいプラットフォームであることが、(SAP Ariba の)評価を大きく上げています」

SAP Ariba 認証ユーザー(TrustRadiusから)


SAP Ariba 2023 TrustRadius のベスト・オブ・アワードを独占

TrustRadius は毎年、各カテゴリーで最も優れた製品を提供するベンダーにベスト・オブ・アワードを授与しています。2023 年、顧客満足度評価に基づいて、SAP Ariba ソリューションは 4 つのベスト・オブ・アワードをすべて受賞しました。

Source to Pay 戦略へのさらなる取り組み

前述したお客様の声や、IDC のようなアナリスト企業からの評価に見られるように、SAP の Source to Pay 戦略は、お客様のビジネスの「Run Better」を支援するソリューションを生み出す原動力になっています。そしてこれこそ SAP のシンプルなミッションです。2024 年、SAP は Source to Pay テクノロジー分野で競合他社を凌駕し続けるソリューションとイノベーションを提供するために、さらなる取り組みを続けます。


ベイバー・ファルーク (Baber Farooq) は、SAP 調達・購買ソリューション担当シニア・バイス・プレジデント兼市場戦略責任者です。
サルバトーレ・ロンバルド (Salvatore Lombardo) は、SAP 調達・購買担当シニア・バイス・プレジデント、チーフ・プロダクト・オフィサー兼エンジニアリング責任者です。

 

以上

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