SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史 以下SAPジャパン)は、医療機器専門商社の松吉医科器械株式会社(本社:東京文京区、代表取締役:吉田 英樹、以下松吉医科器械)の経営改革を支えるシステム基盤として、SAPのパブリッククラウドERPである「SAP S/4HANA® Cloud」(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)を採用したと発表しました。システム導入の上流コンサルおよび構築については、フリーダム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:古谷 治郎、以下 フリーダム)が担当しました。

松吉医科器械は、医療機器や理化学機器の専門商社としてメーカーと販売先であるディーラーを通じて全国の医療施設や医療従事者を支援しています。「人々の健康と幸せへの貢献を使命に」を経営理念に掲げている同社では、創業111年を迎える2028年までに、メディカル(医療)とヘルスケア(健康)を合わせたウェルネス領域において顧客に支持されるウェルネス・ソリューション・カンパニーを目指しています。

その実現に向けた中期経営計画の一環として進められているのが、2000年初頭にAS/400を基盤として運用してきた基幹システムの刷新でした。迅速な意思決定につながる現場数字のリアルタイムな可視化をはじめ、業務の標準化による生産性向上、柔軟なシステム間連携、そして事業拡大を続けていける高い拡張性が大きな要件となっていました。

同社は、以上の要件を満たすソリューションとして、SAP S/4HANA® Cloud, public editionの採用を決めました。プロジェクトは、中堅中小企業のプロジェクトおよびSAPソリューションの実績が豊富なフリーダムが担当し、Fit to Standard手法を採用し、豊富なテンプレートを利用することで可能な限り費用を抑えることができました。

新たに展開する基幹システムは、SAP S/4HANA® Cloudが持つ財務会計や管理会計をはじめ、販売管理や購買・在庫管理などの各モジュールを活用し、周辺システムとも連携していく予定で、同社のメーカー事業を皮切りに、EC事業や卸売事業など段階を経て稼働を計画しています。

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SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

 

フリーダム株式会社について

フリーダム株式会社は、マネジメントコンサルティング及び End-to-End のビジネスソリューションを提供し、大手を中心としたクライアント企業の経営変革支援を行っているコンサルティング会社です。高度な品質管理と効率的なサービスにより、顧客からの信頼を築き上げてきました。

フリーダムでは経営的な視点を重視した業務改革・組織改革のコンサルティングサービスから、全業種向けに SAP S/4HANA Cloud テンプレート「Prototype Cloud」、ユーザ教育、サービス提供まで、お客様のニーズに真摯に向き合い、成長企業のSAP S/4HANA 導入プロジェクトを成功させるためのソリューションを提供しています。(https://fr.inc/ja/