(本記事は、4月1日に本社で掲載されたものです)
SAP は、2026 年の Gartner® Magic Quadrant™ 輸送管理システム分野において、12 年連続で「リーダー」に認定されました。*
今回の認定は、急速に変化するグローバルなロジスティクス環境において、レジリエンス(回復力)が高く、効率的で、さらにインテリジェンスを高めた輸送業務の実現を支援してきた SAP の継続的な取り組みが評価された結果であると、私たちは考えています。
Magic Quadrant レポートは、特定の市場における厳格かつファクトベースの調査をもとに作成されるもので、成長性が高く、プロバイダー間の差別化が明確な市場における各プロバイダーの相対的な位置付けを、俯瞰的に示すものです。
SAP が「リーダー」に認定されたことは、輸送、ロジスティクス実行、そしてサプライチェーンオーケストレーションにわたる継続的なイノベーションへのコミットメントを裏付けるものであると確信しています。
輸送業務が直面する今日の課題に対応
輸送業務は、コストの変動、輸送能力の制約、サステナビリティ要件への対応、さらにはお客様の期待の高まりなど、常に多くのプレッシャーに直面しています。企業は、可視性と統制を維持しながら、ますます複雑化するネットワーク全体にわたって、計画、実行、適応を支援するソリューションが求められています。
SAP® Transportation Managementおよび SAP® Business Network for Logisticsは、こうしたニーズに応えるため、包括的かつエンド・ツー・エンドのアプローチで設計されています。
貨物の調達、計画、実行、決済を単一のプラットフォーム上で統合することで、SAP は混乱への迅速な対応、輸送に関する意思決定とサプライチェーン全体の目標との整合、そして地域・業界固有の要件へのコンプライアンス維持を支援します。
複雑なグローバルオペレーションのために構築されたプラットフォーム
SAP Transportation Management は、多角的な輸送モード、地域、および業界で事業を展開する企業を支援します。ビジネスの成長に合わせて拡張できるように構築されたこのソリューションは、複雑なグローバル輸送ネットワークを支えると同時に、オペレーション全体での標準化とプロセスの整合性を実現するように設計されています。
消費財、化学、農業、鉱業、小売、商社・卸、産業用製造を含むあらゆる業界のお客様が、SAP Transportation Management を活用して、複雑な輸送ネットワークを大規模に管理しています。自動車、金属・製紙・繊維・建材等(素材製品)、および鉱業などのオペレーションへの対応といった SAP の業界特化型機能は、SAP® Joule for Consultants との統合により、企業が専門的な要件に対応しながら、価値創出までの期間を短縮できるよう支援します。さらに、業界別の専用ビジネスユニットが、各業界特有の課題に合わせて、市場投入戦略やソリューションを最適化します。
AI による輸送管理の進化
輸送業務において、データに基づいた意思決定の重要性はますます高まっています。SAP は、プロセスの自動化、レスポンスの向上、および生産性の改善を支援する AI ドリブン機能への投資を続けています。
直近のイノベーションとしては、入庫処理への AI 活用や、輸送計画業務プロセスへの対話型プランニング機能の統合などが挙げられます。これらの機能は、手作業を削減し、実行プロセスから決済プロセスまで、より迅速で情報に基づいた意思決定をサポートすることで、プランナーやオペレーターがより効率的に業務を行えるよう設計されています。また、最新の AI イノベーションの 1 つである SAP Joule for Consultants は、ソリューションの設定に関する即時かつエキスパートレベルのガイダンスや、ベストプラクティスの提案を行うことで、ソリューションの定着と活用を加速させます。
統合されたロジスティクス環境の実現に向けて
輸送は単独で機能するものではありません。SAP のロジスティクスポートフォリオは、輸送、倉庫管理、およびビジネスネットワークコラボレーションを、統一された基盤の上に統合します。
これには、最近一般提供が開始された SAP® Logistics Management が含まれます。これは、輸送実行、倉庫プロセス、および輸送業者とのコラボレーションを単一のオファリングとして統合し、地域や拠点ごとの配送業務をサポートするために設計された新しいソリューションです。SAP Logistics Management は、標準化されたロジスティクスプロセスをサテライト拠点や拡大する事業規模に合わせて拡張できるよう支援することで、SAP Transportation Management を補完し、複雑さを軽減しながらソリューションのより広範な利用拡大をサポートします。SAP Logistics Management を SAP Transportation Management と並行して導入することで、多層的な輸送業務がサポートされ、それぞれの業務の複雑さに応じた最適なソリューションを適材適所で活用できるようになります。
SAP Transportation Management は、他のロジスティクスソリューションとともに、RISE with SAP や SAP® GROW による変革を強力に後押しします。これにより企業は、全社的な ERP やサプライチェーン戦略と完全に連動した形で、ロジスティクス業務の近代化を実現できます。
SAP Transportation Management が選ばれる理由
多くの企業が SAP Transportation Management を採用するのは、グローバルおよび地域をまたぐ複雑な輸送要件をサポートするためです。このソリューションは、広範な機能、SAP のサプライチェーンポートフォリオ全体との深い統合、さらに高度な輸送ネットワーク、進化し続けるビジネスニーズの両方に対応できる柔軟性を提供します。
SAP は、SAP Transportation Management、SAP Logistics Management、倉庫管理、そして SAP Business Network for Logistics への投資を通じて、グローバルな複雑性と地域ごとの実行モデルの双方に対応し、企業がレジリエントな輸送プロセスを運用できるよう、今後も支援を続けてまいります。
SAP Transportation Management が、レジリエントでインテリジェント、そしてサステナブルな輸送業務をどのように支援できるのか、詳細はこちらをご覧ください。

