― 54社・70チーム・422名が参加、SAP Business AI Platformを活用した業務革新アイデアが集結 ―
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀川 嘉朗、以下、SAPジャパン)は、SAP技術コミュニティーの啓発と育成を目的として、2026年7月3日(金)に「SAP® BTP Hackathon 2026」というハッカソンイベントを開催し、最優秀賞を発表しました。
本ハッカソンには、パートナー企業を中心に、ジャパンSAPユーザーグループ(以下、JSUG)やユーザー企業からの参加も含め、54社・70チーム・422名が参加し、例年以上に多様で高度なAIソリューションが集まりました。
2026年は「業務プロセスを再設計せよ。〜 最強の“相棒”と創る、省力化と高度化のネクストステージ 〜」をテーマに掲げ、SAP® Business AI Platformで提供されるAI技術を活用した、革新的なAIエージェント型業務アプリケーションの開発が行われました。
本ハッカソンの特徴は、SAP Business AI Platformの最新戦略や生成AI技術の学習機会(Enablement)から始まり、実践ワークショップ、1週間のバーチャルハッカソン、最終発表という構成で行われている点です。ハッカソン期間中はタイムリーな技術サポートも提供され、参加者は実務に直結する技術の習得とユースケース創出を実現しています。
厳正な審査の結果、ビジネスインパクト、イノベーション性、ユーザビリティ、技術的完成度、市場展開性などの観点から総合的に評価し、最優秀賞チームを選出しました。
<SAP BTP Hackathon 2026 最優秀賞>
受賞企業:TISI株式会社
チーム名:TISInnovators
アプリケーション名: Joule自律的企業ナビゲーター~Joule Autonomous Enterprise Navigator~
本ソリューションは、Jouleを経営判断のAI相棒として活用し、企業の意思決定を継続的に支援するものです。SAP® Business Data Cloud(以下、SAP BDC)に統合した社内ERPデータと外部市況情報をもとに、経営指標の変化を常時捉え、必要に応じて要因分析、将来シナリオ、対応案を提示します。事業責任者の承認後には関連ワークフローにつなげることで、判断から実行までの流れの迅速化を支援します。
授賞理由:
本ソリューションは、月次会議を前提とした従来型の経営判断を、データに基づく継続的な監視と即時対応のプロセスへ転換する提案として、企業経営におけるAI活用の具体的な可能性を示した点が評価されました。
技術面では、Joule Studio、SAP® AI Core、SAP® Build Process Automation、SAP® Cloud Application Programming Model(CAP)、SAP BDC、SAP HANA® Cloud knowledge graph engineの機能を、実務ユースケースに即して組み合わせて活用している点が優れていました。加えて、複数のAIペルソナによる独立した検証プロセスを設けることで、意思決定の偏りを抑え、判断の妥当性を高める設計となっている点も評価されました。
また、経営指標悪化への初動リードタイムを最大5営業日から15分へ短縮するという具体的な想定効果が示されている点に加え、SAP BDCの接続先を変更することで、業種やKPIを問わず他領域へ展開できる汎用性も備えています。これらの点を総合的に評価し、最優秀賞に選出されました。
本ハッカソンで創出された優れたソリューションは、今後、SAPのイベントや各種コンテンツを通じて紹介していく予定です。また、受賞チームへのインタビューなどを行い、具体的なユースケースの展開やノウハウ共有も進めていきます。
SAPジャパンは今後もSAP Business AI Platformを通じて、パートナーおよびユーザー企業と共に、日本企業のデジタル変革とイノベーション創出を支援していきます。
以上
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、http://www.sap.com/japanをご覧ください。


