TAFE NSW、SAP® Ariba®ソリューションで3,300万豪ドルの削減を見込む

(本リリースは、10月5日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は、オーストラリアの職業教育とトレーニングの主要なプロバイダーであるTAFE NSWが、調達システムの刷新と統合を行う大規模なデジタル変革の一環として、ソーシングから支払までを行うSAP® Ariba®ソリューションのフルスイートの本稼動を開始したことを発表しました。

この発表は、調達、サプライチェーン、外部人材管理の担当者向けの新しい仮想イベントであるProcurement Reimagined APACの開催中に行われました。

TAFE NSWは世界で2番目に大きい職業教育プロバイダーで、TAFE Digitalによって130カ所以上のキャンパスとオンラインで40万人以上の生徒にサービスを提供しています。配管工事からフラワー装飾、看護から建設、航空学からファッションデザインまで、1,000以上のコースを提供しています。このため、サプライチェーンは非常に多岐にわたります。2017年、TAFE NSWは11の個別の部門が、それぞれ異なる技術システム、組織構造、製品ポートフォリオを使用し、運営費は総額で5億豪ドルを上回っていました。

TAFE NSWには、その巨額の支出を管理するための一元化された調達機能がありませんでした。このため、購買は複数のつながっていないプラットフォームによって、その場その場で処理されていました。TAFE NSWはSAP Aribaソリューションを利用して、組織全体でエンド・ツー・エンドのソーシングから支払までのプロセスを統合、標準化し、クラウド上の単一のプラットフォームにすべての支出を統合して効率化、コスト削減、コンプライアンス向上を目指しました。

TAFE NSWはBloom Consulting社と提携してソーシング、契約、購買、請求、支払を行うためのSAP Aribaソリューションを導入し、TAFE NSW Checkoutと呼ばれる新しい調達プラットフォームの基盤を構築しました。TAFE NSWは、調達と事業の関係者が行うソーシングから支払までのプロセス全体を自動化、シンプル化することで、購買サイクル全体のガバナンスとコンプライアンスを向上させることができました。さらに、手作業かつ紙ベースで別々に行われていたプロセスを完全に統合されたオンラインの購買体験に切り替えることで、TAFE NSWはコストをさらに削減することや、物品調達にかかる時間を短縮することができました。また、管理の負担が軽減されたため、スタッフはその中核事業である教育に集中できるようになりました。

導入後、TAFE NSWはSAP AribaソリューションのGuided Buying機能について、2,000人の調達担当者と1,300人の承認担当者にトレーニングを行い、支出区分の可視性と管理を強化しました。ストレート・スルー・プロセッシングは最初の月に2%から44%に向上し、POコンプライアンスは93%という驚異的な数字を達成しました。組織のサプライヤーネットワークには、請求書の自動化によって期日どおりに正確に支払が行われます。また、TAFE NSWは、オーストラリア先住民が経営するビジネスやその他の現地の小規模ビジネスに支出を向けることがこれまでよりも適切に行えるようになったので、オーストラリアのコミュニティと経済を支援できるようになりました。より競争力のある戦略的なソーシングからデジタル契約のコンプライアンスまで、このデジタル変革とプロセス改善を行った結果、TAFE NSWは、今後数年間で最大3,300万豪ドルの削減を達成すると見込んでいます。

TAFE NSWの調達担当ゼネラルマネージャーを務めるジャイルズ・カーティン(Giles Curtin)氏は次のように述べています。「SAP Aribaソリューションにより、優れた統合支出管理プラットフォームを開発できました。これにより、組織の調達プロセスを合理化できます。ユーザーエクスペリエンスの向上により、COVID-19が猛威をふるっている最中でも、数千人のリモートスタッフをプラットフォームにオンボーディングできました。また、エンド・ツー・エンドの電子ワークフローにより、購買ニーズが満たされると同時に、大幅な効率の向上とコストの削減が達成されるため、スタッフは教育に集中できます」

SAP Aribaソリューションは、SAP Fieldglass®とSAP® Concur®ソリューションの導入が成功した後に導入されました。多数の外部人材を管理できるSAP Fieldglassソリューションにより、TAFE NSWはこの重要な人材セグメントの可視性とタレントマネージメントの意思決定を向上させました。2017年の展開後、外部人材の請求書の数を年間1万7,000件からわずか24件に減らし、年間5万枚以上のタイムカードを自動化し、自動的に支払われるようにしました。さらに、2019年にわずか15週間でSAP Concurソリューションを導入した後、TAFE NSWは、スタッフ用の1,100件の購買カードをレガシーシステムからクラウドに移行し、経費の処理を効率化しました。

ANZ地域のSAP AribaとSAP Fieldglass担当バイスプレジデントを務めるヘンリック・スメッドバーグ(Henrik Smedberg)は次のように述べています。「SAPとのパートナーシップによって支出に関する可視性と管理を向上させることで、TAFE NSWは大幅な削減をもたらすことができました。さらに、TAFE NSW Checkoutにより、世界的なパンデミックの中でも、スタッフとサプライヤー両方のユーザーエクスペリエンスの水準を引き上げることができました」

Bloom Consulting社のマネージングディレクターであるアビド・アリ(Abid Ali)氏は次のように述べています。「SAPプラットフォームにより、高等教育部門に新たな基準が確立され、スタッフとサプライヤーの日常業務が大幅に改善されました。この導入により、TAFE NSWのプロセス改善とコスト削減を成功に導くことができました」

以上

 

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