こんにちは。プロボノプロジェクトアンバサダーです。
2025年度のプロボノプロジェクトは、11月18日の成果発表会をもって完了いたしました。今年も、活動に参加した社員の皆さん、サポートしてくださった認定NPO法人 サービスグラント様のご尽力により、素晴らしい成果を挙げることができました。
今回はプロボノプロジェクト成果発表会の様子をレポートします。
SAPジャパン・プロボノプロジェクトの概要
SAPジャパンのプロボノプロジェクトについて、改めてご紹介いたします。
このプロジェクトは、私たちSAP社員が持つ専門的なスキルや経験を活かして、社会課題の解決に貢献することを目的としています。特に、支援する団体の業務を一時的にサポートするのではなく、運営基盤を強化するような支援を行うことに焦点を当てています。
今年度は、社会福祉法人めぐはうす様、一般社団法人 ICTリハビリテーション研究会様、一般社団法人Try Angle様の三団体様に対して、15名の社員がマーケティング基礎調査等の支援活動に取り組みました。
本年度の活動内容
社会福祉法人めぐはうす(障害者相談支援、グループホーム事業)
プロボノメンバー:Nisha Pillai | 須藤泰良 | 仲村さや | 那須浩史 | 前川公弥 | 松田有史

社会福祉法人めぐはうす様(以下、めぐはうす)は、地域に開かれた憩いの場として「地域障害者相談センター」を運営しておりますが、なかなか利用者が増えないという課題を抱えており、マーケティング基礎調査のご依頼をいただきました。
この課題に対しプロボノチームでは、めぐはうすの活動の見学や関係者にヒアリングすることでセンターの特徴等を把握し、成果物としてデザインシンキングで導き出した目指す姿の実現イメージの作成、ヒアリング結果のまとめ、サマーフェス参加時に取得したアンケートの分析結果まとめのご提供等の支援をいたしました。

参加メンバーからは、プロボノ活動を通して「社会課題への感度を高められる」「新しいスキルを身につけられる」「部門を越えた繋がりを作れる」という声がありました。また、めぐはうすのビデオメッセージにて、「とても刺激的だった」「効率的な進め方に学びがあった」とのお声をいただいております。
NPO法人ICTリハビリテーション研究会
(自助具を作成するための3Dモデルの共有プラットフォームの運営等)
プロボノメンバー:小池結子 | 長島 洋希 | 西田文彦 | 横山 有理

一般社団法人 ICTリハビリテーション研究会様(以下、ICTリハビリテーション研究会)は、作業療法士・理学療法士・言語聴覚士などのセラピストやIT技術者、ものづくりの専門家、障害当事者らと協働し、ICT(情報通信技術)や最新のものづくり技術を活用したリハビリテーションの発展を目指して活動されております。今回、3Dプリント自助具モデル共有プラットフォーム「COCRE HUB」に、3Dモデルをより多く掲載するために必要な寄付金を募るための説明資料の作成に関する支援のご依頼をいただきました。
プロボノチームの成果物は、「寄付金調達用説明資料」、各業界別のさまざまな要素を勘案し作成した「ターゲット顧客、アプローチ法案リスト」の提供に加えて、ロールプレイを実施するなどの支援をいたしました。

参加メンバーからは、プロボノ活動を通して「新しい挑戦ができて学びがあった」「すごく楽しく活動できた」「視野が広がった」という声がありました。また、ICTリハビリテーション研究会から「今後の活動に活かせるキーワードを一緒に検討できた」とのお声をいただいております。
一般社団法人Try Angle(トライアングル)
(医療的ケア児家族向け支援)
プロボノメンバー:伊藤遼太 | 今村由希 | 駒崎 剛 | 村上怜奈 | 藤居幸一郎

一般社団法人Try Angle様(以下、Try Angle)は、医療的ケア児やその家族を取り巻く課題を解決するために、「医療的ケア児の旅行ガイドライン」の制作や宿泊施設向けの宿泊受け入れ体験の実施などの活動等を通して、病気や障害の有無にかかわらず誰もが旅行を楽しめる社会の実現を目指されております。Try Angleは医療的ケア児の外出を取り巻く課題に対し、世の中全体として取り組むために、定量的なデータを取得すべく大規模調査の実施を予定されており、お声がけをいただきました。
プロボノのチームの成果物として、「医療的ケア児家族に対する調査項目とそのフロー図(質問の遷移等)」や「観光事業者に対する調査項目」等を提供させていただきました。

参加メンバーからは、プロボノ活動を通して「課題解決の難しさを再認識した」「学びがあった」という声がありました。また、Try Angleはから「今回みなさんが考えてくださった素案があるだけで、話がぐっと具体的になったと感じています」とのお声をいただいております。

最後に、本プロジェクトのエグゼクティブスポンサーであるCFOの大倉から、「社会課題に対する感度が上がったこと、新しいスキルの学びがあったこと、複数のチーム間で交流してチームワークを作れたということが、プロボノメンバーのコメントなどからあらためて認識できた。今後もプロボノ未経験者にも広げていって、このモメンタムを続けていけたらよいと思う。」と評価するコメントがありました。

CEOの鈴木から、「発表を聞いて胸がジーンとするような気持ちになった。日頃の仕事を活かして団体様へ支援できたので社会貢献につながったと思う。これからも、SAP 、コンカーなど、さまざまなチームと交流し少しでもこういった活動に関心を寄せてもらい、携わる社員が増えれば嬉しい。このような活動は、今後も継続していきたい。」と評価するコメントがありました。
このプロジェクトをサポートしてくださった認定NPO法人 サービスグラント様のご尽力にあらためて感謝いたします。
プロボノメンバーからのアンケート結果
参加者全員から「良い印象を持っている」、「他の人にも勧めたい」と答えています。「新たなスキルを身につけることができた」「異なる部門のメンバーと協力することで新しい視点を得られた」といった声が寄せられました。

また、次回以降参加を検討される社員の皆さんに伝えたい点として、プロボノプロジェクトを通じて得られる価値について伺ったところ、2024年度と同様、以下の3点があげられました。
- 社会課題に対する感度を高めることができる
- 普段の業務とは異なる活動を通じて新しいスキルを身につけることができる
- 部門を超えたつながりを作ることができる
プロボノプロジェクトは、社会課題への感度を高め、新しいスキルを身につける絶好の機会です。部門を超えたつながりを作り、社会に貢献する喜びを感じることができます。
次年度もぜひ、多くの社員の皆さんの参加を期待しています。

CSRプロボノプロジェクトアンバサダー
毛利 亮介 | 安藤 豪 | 小林 絹代 | 高橋 純子 | 武田 倫邦 | 太田 翠 | 福谷 莉菜 | 熊手 葉子
プロボノプロジェクト・エグゼクティブスポンサー:鈴木 洋史、大倉 裕史


