SAP、2024 Gartner® Magic Quadrant™ ロボティック・プロセス・オートメーション部門においてチャレンジャーに認定

フィーチャー

(本記事は、9月16日に本社で掲載されたものです)

SAP は今年度、Gartner社の「マジック・クアドラントのロボティック・プロセス・オートメーション (RPA) 部門 [2024 Magic Quadrant for Robotic Process Automation (RPA)] 」において、チャレンジャーに認定されました。

イノベーションを推進し、業務効率を向上させたい組織にとって、RPA と AI は不可欠なテクノロジーです。SAP のソリューションである SAP® Build Process Automation は、ビジネスユーザーと開発者が同じように自動化を実現し、ワークフローを構築できるという大胆なビジョンに基づいて開発されました。これは、SAP® Business Technology Platform (SAP BTP) 上で稼動する、ワークフロー管理、タスク自動化、意思決定管理の各機能を包括的なクラウドベースのソリューションにまとめた AI 搭載ソリューションです。

SAP は、このGartner社マジック・クアドラントRPA 部門で、「実行能力」と「ビジョンの完全性」が評価されました。これは、当社 の強力な製品提供、顧客プログラムへの継続的な投資、そして SAP S/4HANA®SAP Signavio®、SAP BTP の緊密な統合が評価されたものと確信しています。

Quadrant for RPA (Robotic Process Automation)

ERP やその他のビジネスアプリケーションを、信頼をもって自動化

ほとんどのビジネスアプリケーションは、組織固有の要件を満たすために調整する必要があります。SAP Build に含まれる SAP Build Process Automation は、SAP S/4HANA® Cloud やその他のビジネスアプリケーションで実行されるビジネスプロセスを迅速に拡張し、カスタマイズし、そして自動化率を高められるように設計されています。

SAP Build Process Automation は、業界をリードするその他のソリューション SAP Integration SuiteSAP SignavioJoule と併用することで、特定の要件を満たし、オンプレミスまたはクラウドの IT ランドスケープを迅速かつ簡単に接続できます。これにより、ビジネスプロセスとそのパフォーマンスを可視化し、それらのプロセスをシームレスに自動化して、エンドツーエンドのエンタープライズオートメーションを実現することが可能です。

SAP Build Process Automationでプロセス自動化を実現し、競争優位性を獲得

SAP Build Process Automation の提供開始以来、自動化を効果的に取り入れるお客様が大幅に増加しています。例えば Mahindra 社では、開発者の業務効率が 35% 向上し、バックオーダー処理が 20% 高速化しました。Lufthansa Technik 社では、データ収集と入力作業が自動化されたことで、不良部品物流プロセス内での取引量を 40% 以上増加させました。また、SAP自身の IT 部門においても、全事業領域にわたってプロセス効率と精度を向上させるために、60 以上のボットを作成しています。

ネキストステップ

SAP Build Process Automation がクラウド ERP にどのような価値をもたらすかについては、Lead to Cash プロセスおよび Source to Pay プロセス固有の課題に対応したユースケースをご覧ください。また、自動化と AI の能力を最大限に活用する準備ができたら、次なるステップとして以下のリソースをご参照ください。

 


JG キラピュラ (JG Chirapurath) は、SAP BTP の最高マーケティング責任者です。

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