テルモ社の北米子会社、世界的なパンデミックの中で インテリジェントエンタープライズを実現

(本リリースは、9月24日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は、COVID-19パンデミックの中、日本の医療機器メーカーのテルモ株式会社の子会社であるTerumo Americas Holding(TAH)社が、SAP S/4HANA®とその他いくつかのソリューションを北米の複数の拠点で導入したことを発表しました。TAH社は、デジタル変革の一環としてこのプロジェクトを立ち上げ、業務、システム、従業員を統合することで、医療を通じて社会に貢献するというミッションの達成を目指しています。

TAH社のCEOを務める南雲浩氏は次のように述べています。「SAP S/4HANAは当社のデジタル変革の基盤であり、世界的な顧客サービス向上を目指すという当社の戦略とコミットメントの一環として導入されました。重要なビジネスプロセスを1つのプラットフォームに統合することで効率化が推進され、会社が成長する中でも変わることなく高品質の製品を医師と患者さんへお届けできます」

デジタル変革による事業拡大の推進
TAH社は、自社の将来の成長を直接的に支える手段としてSAP S/4HANA、SAP® Master Data Governanceアプリケーション、SAP® Ariba®ソリューション、SAP® Integrated Business Planning for Supply Chainソリューション、SAP® Extended Warehouse Managementアプリケーション、SAP® SuccessFactors®ソリューション、SAP® Concur®ソリューションを含むSAP製品を導入し、SAP HANA® Enterprise Cloud上でそれらを運用しています。米国におけるSAPソフトウェアの導入は、テルモグループのグローバルIT戦略の一環として行われているもので、日本では2018年に稼働しました。

TAH社のバイスプレジデント兼最高情報責任者を務めるカリヤン・バルスブラマニアン(Kalyan Balsubramanian)氏は次のように述べています。「SAP S/4HANAを導入したことで、各ビジネスユニットで必要とされるベストプラクティスを、標準化と設定可能性のバランスをうまくとりながら採用できるようになり、その効果はすぐに表れました。例えば、米国、ヨーロッパ、カナダの最新の顧客需要を米国および日本の工場と共有することで、サプライチェーン全体におけるデータ管理が改善されました」

プロジェクト目標の達成:期限、予算、規制の遵守
COVID-19パンデミック下での稼動でしたが、TAH社は1,500名の従業員を対象としたトレーニングなどの活動をリモートとソーシャルディスタンスを確保した対面とを組み合わせて実行することで難局を乗り越えました。また、医療関連企業であるTAH社にとって、SAPソフトウェアの導入は業界の厳しい法規制に対応するために必要なことでした。

TAH社でバイスプレジデント・SAPプログラムエグゼクティブを務めるサン・ヤン(Sung Yang)氏は次のように述べています。「この変革の戦略的計画はCOVID-19が世界的に広がるかなり前から進んでいましたが、従業員の協力とコミットメントのおかげで、将来の成長を支える基盤をなんとか構築することができました。高い目標を達成し、本稼動できたことで、私たちのプロセス、ソフトウェア、データは、合理的な手順で政府の規則に合致するシステムになりました」

SAPのゼネラルマネージャー兼北米地域のミッドマーケットおよびエコシステム担当シニア・バイス・プレジデントを務めるグレッグ・ペトレティス(Greg Petraetis)は、TAH社の成功がSAPを基盤としてインテリジェントエンタープライズを構築することの絶大なメリットを実証しているとして、次のように述べています。

「企業は、業種に関係なく、急速に変化する市場と顧客の要求に先手を打って対応する必要があります。現代の企業は、製造、サプライチェーン、在庫管理、調達、財務、人事管理など、あらゆるビジネスプロセスの実用的なデータを統合することで、最終的に適切な製品を適切なタイミングで適切な顧客に提供し、競争優位性を獲得することができます」

自動化による受注のスピードアップとエンド・ツー・エンドの可視化
TAH社では、受注から納入までのプロセスの効率性と拡張性を高めることが可能になりました。最初の注文確認から納入に至るまで完全に追跡し、顧客への注文対応状況の可視性が向上しました。SAP S/4HANAを使用することで、TAH社は病院内における製品在庫の仮想管理をより効果的に行い、必要な製品を必要なタイミングで顧客に提供することができます。

革新的なパートナーシップによる力強い未来
SAPソリューションを業務全体に組み込んだTAH社は、変革を次の段階へと進め、最終的にはソリューションを拡張して全世界の事業運営の基盤とすることを目指しています。

TAH社でグローバルITアプリケーションおよびインフラストラクチャー担当のバイスプレジデントを務めるリック・ラリュー(Rick Larrieu)氏は次のように述べています。「SAPはデジタル変革を進める上で素晴らしいパートナーであり、当社の社内チームやほかの重要なパートナーとの効果的な連携によって、単一の信頼できる情報源を確立してくれました。SAPソリューションへの投資によって、お客様やその患者さんに対するサービスを向上させながら、業務を効率化することができました」

 

SAPについて
SAPはインテリジェントエンタープライズを基盤とするエクスペリエンス企業として、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com

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