SAP Japan プレスルーム

サプライチェーンリスクに対応するため、さまざまな企業がSAPを選択

(本リリースは、2月1日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は、HP社やUnilever社など、世界中の数百社の企業が、2021年第4四半期にSAP® Ariba®ソリューションおよびSAP Fieldglass®ソリューションを使用して調達と外部人材管理をデジタル化することを選択したと発表しました。

数百にのぼる企業がサプライチェーン全体のレジリエンス(回復力)を強化する取り組みを加速させるために、SAPの支出管理ソリューションの本稼動、もしくはライセンス更新を行いました。

SAPのインテリジェントスペンド&ビジネスネットワーク部門のマーケティングおよびソリューション最高責任者を務めるエトシャ・サーマン(Etosha Thurman)は次のように述べています。「丸2年におよぶパンデミックを経験するなかで、ビジネスリーダーは、顧客の需要に応えるためには関係先と協力して俊敏に調達業務を行うことが必要であると理解しています。いかなる企業もサプライチェーンの断絶とそれに起因する業界や地域への悪影響から逃れることはできないため、供給不足への対処を見据えたサプライチェーン全体の可視化が不可欠です。SAPのお客様はSAPの支出管理ソリューションを継続して採用することで、複雑なサプライチェーンの管理やサプライヤーとの関係強化、安定したサプライチェーンの確立を実現し、競争優位性の獲得に成功しています」

2021年第4四半期におけるSAPソリューションの主な導入例には、Al Ghandi Group社、Arca Continental社、Austrian Power Grid AG社、Sabadell銀行、Migros-Genossenschafts-Bund社、フィリピン航空、Siemens AG社、Unilever PLC社のほか、以下の企業が挙げられます。

Chobani社:食品メーカーとして栄養価の高い上質な食品をより多くの人が入手できるようにすることを使命に掲げる同社は、調達業務およびサプライチェーンとのコラボレーションの強化に向けてSAP Aribaソリューションを選択しました。委託製造拠点を継続的に拡充していくにあたり、SAP Aribaソリューションの導入によって、これまで大部分が手動で行われていた直接材と間接材の各サプライヤーとの複雑な協業プロセスの自動化を目指します。これにより、サプライチェーンリスクの低減や付加価値を生まない作業の削減、堅牢な電子調達による節約、従業員や取引先企業のユーザーエクスペリエンスの向上が見込まれます。

HP社:パーソナルシステム、プリンター、3Dプリンティングソリューションの革新的なポートフォリオで世界をリードするテクノロジー企業の同社は、既存のSAPビジネスプロセス・インテリジェンス・ソリューションへの投資を拡大しました。SAP® Signavioソリューションを活用することで、事業プロセスの高度な分析とモデリングによるイノベーションを実現し、プロセス再編の可能性を迅速に見極め対応することで、競合との差別化を図ります。このほかに同社は、SAP® Integrated Business Planning for Supply Chainアプリケーションに加えて、サプライチェーンとのコラボレーションにSAP Aribaソリューション、外部人材の管理にSAP Fieldglassソリューションへも追加投資しています。

Hunya Foods社:競争の激しいチョコレート市場で優位性を確保するべく、調達業務のデジタル化と意思決定および全体計画の策定のシンプル化を目的にSAP Aribaソリューションを導入しました。同社は、サプライヤー情報や取引を記録する新たな調達プラットフォームをSAP Aribaソリューションを活用して構築することで、業務効率の向上を目指します。

Grupo IDESA社:メキシコに拠点を置く化学製品の製造および流通大手である同社は、SAPソリューションでイノベーション戦略を進めています。RISE with SAPサービスとSAP® Customer Experienceソリューションに加えて、SAP AribaソリューションおよびSAP® Concur®ソリューションも選択し、財務プロセス、調達プロセス、サプライヤーの管理とコラボレーションにおいて、オペレーショナルエクセレンスの実現を目指します。

Twining社:世界を代表する紅茶ブランドの1つである同社は、顧客との信頼関係を高めつつ、安定したサプライチェーンの確立と業務効率の向上を目指す変革プログラムを牽引するため、SAPを選択しました。このソリューションの中核となっているのは、Microsoft Azure上で稼動するRISE with SAPであり、SAP® Business Technology Platformとデジタル調達向けのSAP Aribaソリューションによってサポートされています。Twinings Ovaltineは、世界各国で事業をインテリジェントに、アジャイルかつリアルタイムに展開するため、SAPソリューションによって財務、製造、物流の各部門における主要機能の最新化を目指します。

Shining Investment社:クリーンエネルギーと環境保護に重点を置く中国企業の同社は、スケーラブルなデジタルコアをクラウド上に構築するためRISE with SAPを採用しました。さらに、インテリジェントで透明性の高い支出管理とデータに基づくリアルタイムな意思決定を可能にするSAP AribaソリューションとSAP® Analytics Cloudソリューションも導入しています。

以上

 

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