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SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下 SAPジャパン)は、SAP HANA®をベースとしたPaaS(Platform as a Service)であるSAP® Cloud Platformサービスを日本マイクロソフト株式会社が提供するクラウドプラットフォーム Microsoft Azureの東日本リージョンにて、本日より提供開始しました。

これは、2019年5月にSAP SEが発表したグローバル戦略パートナーとのコラボレーションプロジェクト「Embrace」の一環として、SAP SEとマイクロソフトが2019年10月に発表した広範囲な提携プログラムを日本市場において実施するものです。本提携により、Microsoft AzureでのSAP S/4HANA®およびSAP Cloud Platformの導入を加速し、コンセプト化から販売に至るまで、よりシンプル化されたカスタマージャーニーの提供をめざします。

SAP Cloud PlatformサービスがMicrosoft Azureの東日本リージョンで提供されることによりお客様にもたらされる具体的なメリットには、以下が含まれます。

  • 統合製品と業種別ソリューションをご利用のお客様がSAP® ERPのオンプレミスエディションからSAP S/4HANAにシンプルに移行できます。円滑な導入を推進する統一されたリファレンスアーキテクチャーとパスを含む業種別のマーケットバンドルにより、重点業界のお客様にクラウド移行のロードマップを提供します。
  • コラボレーティブなサポートモデルにより、シンプルな解決策を提供します。お客様からのフィードバックに対応するAzureとSAP Cloud Platformの統合サポートモデルによってスムーズな移行とコミュニケーションの改善を図ります。
  • お客様のニーズに合わせてマーケットジャーニーを共同策定します。SAPジャパン、日本マイクロソフト、システムインテグレーターパートナーが共同でデジタルエンタープライズへのロードマップを策定して提供します。これには、お客様に応じた推奨ソリューションとリファレンスアーキテクチャーが含まれます。これにより、SAPジャパン、日本マイクロソフト、システムインテグレーターの製品、サービス、プラクティスを調和させた業種別アプローチを提供します。
  • 官公庁や金融機関をはじめ、国外データセンターの利用を制限するなどの厳しいセキュリティポリシーをお持ちの組織でも安心して利用できるようになります。

【日本マイクロソフト 執行役員 常務 パートナー事業本部長 高橋 美波 氏のコメント】
「日本マイクロソフトは、このたびのSAP Cloud PlatformのMicrosoft Azure 東日本リージョンへの対応を大変うれしく思います。現在、多くの日本企業において、複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の足かせとなっていると言われています。企業が2025年の崖を乗り越え、DXを推進する上で、新しいデジタル技術を適用し、データを最大限利活用できる環境の整備が喫緊の課題となっています。

日本マイクロソフトでは、この課題への対応において、SAP S/4HANAをベースにSAP Cloud PlatformとMicrosoft  Azureのサービスを活用して新しいイノベーションを実現する環境こそが、最良の選択であると考えています。今回、SAP Cloud PlatformがMicrosoft  Azureの東日本リージョンで利用可能となったことで、お客様のDX推進を支援する環境がさらに広がったと言えます。

お客様に、さらに付加価値の高いエンタープライズシステムを提供することができるものと大変期待しています。

日本マイクロソフトはSAPジャパン様と連携し、お客様のデジタルトランスフォーメーション推進を支援してまいります」

以上

 

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPは「cloud company powered by SAP HANA」としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、43万7000の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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